運動会の徒競走で1番になる。
これは子供にとって夢ですね。いや親にとっても夢です。
なかには「1日で速くなる」なんて記事もあるようですが、多少は速くなるかもしれませんが、劇的には無理だと思います。
足が速くなる練習はいくつかありますので、何回かに分けて練習方法を解説しますね。
それではさっそく解説に入ります。
第1回目は「走る姿勢」についてです。
物理的に言うと、理想的な「走る姿勢」は、下のイラストのように 地面に対して45度の角度を保つことです。
地面を蹴った力が最も効率的に前への推進力につながるのがこの姿勢です。
走っているあいだこの姿勢をキープするのが理想ですが、その為の練習方法をいくつかご紹介します。
1.スタート練習
まずはスタートする時にこの姿勢を体に覚えさせましょう。
練習のしかたは
①スタート地点に両足を揃えて立ちます(イメージは「気を付け」の姿勢です)。
②足は動かさず、気を付けの姿勢のまま、ゆっくり体を前に倒していきます。(そのままでは当然まえに倒れてしまいます)
③我慢に我慢して、倒れる直前に片足を前に出してスタートをきります。
④5歩目くらいまでその体の角度をキープして走りましょう。
この練習はスタート練習なので、長い距離を走る必要はありません。最初の5歩だけです。
何回も練習するなかで。「地面を45度の角度で蹴る」ことを体に覚えさせましょう。
イラストや動画で説明できれば、もっとわかりやすいとは思いますが、まだそこまでのスキルがありません。もう少し時間をください。
以上